ウクライナ215万人超国外へ 受け入れ増で避難所“定員”も
民間人の犠牲が増えるなか、ウクライナから隣国のポーランドに避難した人たちの間では、長引く避難生活に疲れの色も見え始めています。ポーランドから中継です。
ウクライナとの国境に近いポーランドのプシェミシルにある学校に設けられた避難所では、体育館のなかに簡易ベッドがぎっしりと並べられていて、国境を越えて来たものの「行くあてがない」という方、およそ160人が避難生活を送っています。
同じような避難所が国境周辺には複数設けられていますが、避難者が増え続けるなか、ほぼ全ての避難所が定員に達しているということです。
ロシアによる軍事侵攻が始まって2週間、ウクライナ国外に避難した人の数は215万人を超えました。なかには受け入れ先が決まらず避難所での生活が長引く方もいて、疲れが見え始めています。
避難している人「これから先、どうしていいかわからなくて不安です。一人なので知らない人の車に乗るのも怖いです」
避難所の掲示板には、受け入れ先の情報や求人情報などが貼り出されていまして、こういった情報を元に避難者たちは、慣れない土地での生活を立ち上げることになります。