中国で大雪…市場の屋根崩落1人死亡 「春節」前に交通乱れ
中国では内陸部を中心に大雪の影響で事故が相次ぎ、市場の屋根が崩落して、1人が死亡しました。中国では10日からの春節休みを前に移動のピークを迎えていて、帰省の足に大きな影響が出ています。
雪の重みで崩れ落ちた青い屋根。中国メディアによりますと湖南省の市場で5日、およそ1000平方メートルにわたり、天井が崩落する事故がありました。
この事故で、当時買い物中だった14人が天井の下敷きになって閉じ込められ、このうち1人の女性が死亡しました。
このほか湖北省でも、大学の食堂の屋根が雪の重みで崩れるなど、各地で被害が出ています。気象台によりますと、内陸部では15年ぶりの大雪だということです。
中国では旧正月の「春節」を10日に控え、鉄道や自家用車による移動がピークを迎えていますが、今回の大雪による交通機関の乱れが影響を及ぼしています。