国連安保理緊急会合に北朝鮮の代表も出席 北朝鮮のICBM発射
北朝鮮によるICBM(=大陸間弾道ミサイル)の発射を受け、国連の安全保障理事会は、日本時間14日午前6時過ぎから緊急会合を開き対応を協議しています。会合には北朝鮮の代表も出席していて間もなく発言する予定です。
国連安保理は、北朝鮮が新型ICBM「火星18」を発射したことを受け、アメリカや日本の要請に基づき日本時間14日午前6時過ぎから緊急会合を開いています。会合には、北朝鮮のキム・ソン国連大使も出席していて、間もなく発言する予定です。
キム・ソン国連大使は、会合が開かれるニューヨークの国連本部に到着した際、NNNの問いかけには応じませんでした。
NNNニューヨーク 松岡志保
「大使、今日はなぜ発言することにしたのですか?」
北朝鮮 キム・ソン大使
「・・・(無言)」
国連外交筋によりますと、北朝鮮によるミサイル発射を受けて開かれる安保理の会合で、北朝鮮の代表が自ら発言するのは2017年以来のことで、発言内容が注目されます。
安保理では、中国とロシアが北朝鮮を擁護する姿勢を崩しておらず、今回の会合でもアメリカと中露による非難の応酬になるとみられていて、安保理として一致した対応をとるのは困難な情勢です。