ロシア最大級の食品見本市で日本米をPR
ロシアで24日、国内最大級の総合食品見本市が開幕した。その中で初めて日本米をPRするなど、日本からも様々な特産品が出品された。
モスクワで24日に始まったのは、総合食品見本市の「ワールド・フード・モスクワ」。今年で28回目を迎えた見本市には60か国の約1500社が参加。日本からも13社が参加し、初めて日本米を売り込むPRブースも作られた。
5つ星お米マイスター・片山真一さん「日本のお米は粒が小さくて中身がたくさん詰まっている」
すでにロシアには2000を超える日本食レストランがあるが、そのほとんどで日本米が使われていない。PRブースでは米の炊飯を実演で見せ、多くのロシア人が日本のお米を堪能した。
見本市に来たロシア人「非常に気に入った」「一般の消費者にとっては値段が重要だ」
JETRO・藤田佳代さん「ロシアにお米を入れるのは制度的に難しいところがあるので、それをクリアして、なるべくたくさんのお米を入れたい」
日本食の人気が高いロシアは、輸出の拡大の余地が大きい市場と期待されていて、日本のアルコール飲料や水産加工品などもアピールして、担当者が商談に備えていた。