サムスン、AIで13の言語をリアルタイム通訳するスマホ発表
韓国のサムスン電子はAI=人工知能を利用し、13の言語をリアルタイムで通訳するスマートフォンを発売すると発表しました。販売価格は一番安いモデルでおよそ13万円を予定しているということです。
韓国・サムスン電子によりますと、新たに発売するギャラクシーS24シリーズはスマートフォン端末にAIによるリアルタイムの通訳機能を世界で初めて搭載しました。通話の際に、日本語や英語、韓国語など13の言語を双方向で通訳します。
たとえば後ろの女性がこの端末で韓国語で話すと…。
女性
「ネイル オフ タソシエミョンドンエソ マンナヨ」
スマートフォン音声
「明日の午後5時に明洞で会いましょう」
記者
「このように文字起こしを含めて、すぐに通訳をしてくれます」
記者が体験したところ、簡単な会話については即座に通訳されました。サムスン電子は今後、通訳の性能などをさらに高めていきたいとしています。
韓国やアメリカなどでは今月31日から販売を開始し、韓国での販売価格は一番安いモデルが日本円でおよそ13万円を予定しているということです。
今後、日本でも販売する予定で、発売日については調整中だということです。