フランス大統領選 前回と同じく…マクロン氏とルペン氏が決選投票へ
フランス大統領選挙の投票が10日行われ、現職のマクロン大統領と、極右政党のルペン候補が決選投票に進む見通しとなりました。
最新の得票率は、現職のマクロン氏が27.6%、極右政党のルペン氏が23.41%となっています。前回の選挙と同じく、この2人が決選投票に進む見通しです。
マクロン大統領「強いヨーロッパの中のフランス、防衛のために偉大な民主主義国との同盟を継続する国を作りたい」
極右・国民連合 ルペン候補「全ての人の役に立てるよう党派のしがらみをなくし、皆さんに直接、語りかけていくことを決意した」
ルペン候補は、経済対策を前面に掲げ“庶民派”をアピールし、激しく追い上げていました。
決選投票は2週間後に行われますが、前回と同じく、敗北した候補が早くもマクロン支持を表明するなど、ルペン“包囲網”が作られる可能性もあります。