抗議活動が続く香港で、大学内でも警察とデモ隊が激しく衝突。長期化するデモの今を、まるで要塞（ようさい）と化した香港中心部の大学キャンパスから伝える。

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私がいるのは、香港の中心部にある香港理工大学のキャンパスの中。今はデモ隊が完全に占拠していて、ここには空き瓶で作った火炎瓶もあり、中には威力を増すためにガスのボンベも一緒にくくりつけてある。

また、長期戦に備えて食料も大量に集められていて、まさに要塞（ようさい）と言った感じだ。

長期化するデモだが、その背景には中国政府が大きく影響している。香港政府のトップは、中国政府から任命される形なので、有効な解決策を打ち出せず、その間にデモ隊の要求が拡大してしまい、おさまりがつかなくなってしまっている。