“ルハンシク州を制圧” ロシア国防省が発表
ロシア国防省は3日、ウクライナ東部のルハンシク州で最後の拠点となっていたリシチャンシクを完全な支配下に置き、ルハンシク州を制圧したと発表しました。
これはロシア国防省がSNSを通じて明らかにしたもので、リシチャンシクを陥落させたとした上で、ショイグ国防相がプーチン大統領に対して「ルハンシク州の解放を報告した」と発表し、制圧を宣言した形です。
ロシア側はウクライナ東部の掌握を目指していて、ルハンシク州の制圧が事実であれば、今後、隣接するドネツク州への攻撃を強めるものとみられます。
一方、ウクライナ側の公式な声明は出されていませんが、イギリスのBBCはウクライナ国防省の報道官がリシチャンシクはロシア側の完全な支配下にないと話したと伝えています。