香港では、区議会議員選挙の開票作業が行われている。投票率は過去最高を記録する中、デモ隊の後押しを受ける民主派がどこまで議席を伸ばすのかが焦点。

投票は日本時間の２４日午後１１時半に締め切られ、現在、開票作業が進められている。親中派と民主派の対立構図となる中、選挙前は議席の７割ほどを占めた親中派に対して、民主派がどれだけ議席を伸ばすのかが焦点となっている。

投票所には、朝から多くの有権者が行列をつくり、投票率は締め切り１時間前の時点で過去最高となる６９．０４％を記録した。

区議選は、香港で最も民意が反映される選挙とされていて、一連の抗議活動の賛否を問う「住民投票」の様相も呈している。

未明にも大勢が判明するとみられる選挙結果が、今後の情勢にどう影響するのか注目される。