教皇、上智大で「時代に必要とされるよう」
来日中のローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が26日午後、日本を離れる。午前中は、上智大学を訪れ、学生らに時代に必要とされる人になるよう訴えた。
フランシスコ教皇は、26日朝、自らが所属しているイエズス会員とのプライベートなミサや、病気や高齢の司祭を見舞うなどしたあと、上智大学の教職員や学生らに語りかけた。
フランシスコ教皇「己の行動においては公正で人間的であり、その行動に責任を持ち、弱き者を助け、この時代に必要とされる人となってください」
また、フランシスコ教皇は帰国に際し、「すべての日本の人に、わたしの訪問中にくださった心のこもった温かい歓迎に感謝いたします」と述べ、感謝の意を表した。
一連の日程を終えたフランシスコ教皇は羽田空港で別れの式典に臨み、ローマに向けて飛び立った。