プーチン大統領「ウクライナ危機は米国が招いた」
ロシアのプーチン大統領は5日、新たに着任した外国の大使から信任状を受け取る儀式に臨み、アメリカ大使に対しては「ウクライナ危機はアメリカが招いた」と批判しました。
新たな大使の信任状捧呈式には、1月に着任したアメリカのトレーシー大使ら17人が出席しました。
プーチン大統領は各国との関係を述べる中、アメリカについて「大使は私の見解に同意しないかもしれないが」とした上で、現在の危機は、2014年にウクライナの親ロシア政権の転覆を支援したアメリカが招いたと指摘しました。
プーチン大統領「2014年、キーウでの親ロシア派政権の転覆支援は、結局、現在のウクライナ危機を招いた」
プーチン大統領は、また、EU(=ヨーロッパ連合)の大使に対しても、「経済協力という使命を放棄して、わが国との対立を始めた」と批判しました。