9月の米消費者物価指数、前年同月比で8.2%上昇 依然高水準続く
アメリカの9月の消費者物価指数は、3か月連続で鈍化したものの依然高い水準が続いています。
アメリカ労働省が13日に発表した9月の消費者物価指数は、前の年の同じ月と比べて8.2パーセント上昇しました。6月の9.1パーセントから3か月連続で縮んだものの、依然高い水準が続いています。
変動の大きい食品とエネルギーを除いた上昇率は、市場予想を上回る6.6パーセントとなり、2か月連続で伸びが拡大しました。
市場では、高止まりするインフレを抑え込むため、FRB(=連邦準備制度理事会)が大幅な利上げを続けるとの見方が根強く、日米の金利差を意識した円売り・ドル買いの動きが強まっています。