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ボーイング開発の宇宙船、地球帰還に成功

2019年12月23日 6:15

アメリカの民間企業ボーイングが開発し、無人の状態で打ち上げられた有人型宇宙船が22日、試験飛行を終えて地球に帰還した。

映像は、日本時間の22日夜、ボーイングが開発中の有人型宇宙船スターライナーがアメリカ・ニューメキシコ州の砂漠に帰還する様子。パラシュート3つとエアバッグは正常に作動し、地球への帰還は無事に成功した。

NASA ブライデンスタイン長官「宇宙船は非常に良く飛行したし、地球に帰還もさせられた。しかも宇宙船は(海ではなく)米の陸地に初めて着陸させることができた」

スターライナーは20日に無人の状態で打ち上げられたが、正しい軌道に乗せることができず、ISS(=国際宇宙ステーション)とのドッキングは失敗した。

地球への帰還には成功したことで、NASA(=アメリカ航空宇宙局)は今後、得られたデータを解析した上で予定通り有人飛行試験に進むかを判断するとしている。