米・ボーイング社 新型“有人宇宙船”公開
アメリカの民間企業ボーイングが開発を進める新型の有人型宇宙船の練習機が11日、日本の報道陣に公開された。
スターライナーは地球を周回している国際宇宙ステーションに宇宙飛行士を運ぶための最新鋭の宇宙船で、最大7人が搭乗可能。
NASA(=アメリカ航空宇宙局)は2011年以来となるアメリカ本土からの宇宙飛行士打ち上げを目指し、民間企業のボーイングとスペースXの2社に宇宙船の開発を依頼している。
先に完成した宇宙船に日本人の野口聡一宇宙飛行士が最初に搭乗することが決まっている。
JAXA・野口聡一宇宙飛行士「間違いなく2020年はアメリカから有人宇宙船が打ち上がる時代に入る。(自分の打ち上げは)2020年の夏から秋にかけてと思い準備を進めてます」
スターライナーは来週、無人の状態での打ち上げテストが行われる予定で、成功すれば民間企業による有人型宇宙船打ち上げに大きく前進することになる。