イスラエル、16日にも再度協議へ…イラン大規模攻撃をめぐり
イランによる大規模な攻撃をめぐり、イスラエルの戦時内閣は、15日、今後の対応について協議を行いました。16日にも再度協議を行う予定で、調整が続いています。
イランは、大使館空爆に対する報復措置として、イスラエル国内を攻撃し、イスラエル側は、攻撃への対応を協議しています。15日、イスラエルの戦時内閣は再招集され、今後の対応についてあらためて協議を行いました。
ただ、現時点で正式な声明などは出されず、16日にも再度協議を行う予定だということです。
イスラエルメディアは、「欧米諸国への配慮とともに、周辺国を巻き込んだ戦争に発展しない形での報復措置を検討している」などと報じていて、報復措置のあり方をめぐって調整が続いているものとみられます。
こうした中、イギリスのスナク首相は、イスラエルのネタニヤフ首相と近く電話会談する予定だとし、「全ての関係国が自制しなければならない」として、イランへの報復措置に反対する考えを伝えることを明らかにしました。
すでにアメリカのバイデン大統領も、イランへの報復措置に反対する考えを示していて、欧米諸国が自制を呼びかける中で、イスラエル側の対応が焦点となっています。