ロシア主要4空港、テロ警戒レベル最高に引き上げ ロシアメディア報じる
ロシアの主要4空港で、テロへの警戒レベルが最高のレベル3に引き上げられたとロシアメディアが16日、報じました。
ロシアメディアによりますと、テロへの警戒レベルが引き上げられたのはモスクワのシェレメチェボ、ドモジェドボ、ヴヌーコボの3空港とサンクトペテルブルグのプルコボ空港です。
期間は11月10日から24日までの15日間ですが、延長の可能性もあるということです。
テロ警戒レベル3は最高レベルで、「直接的脅威が存在する場合」に出されるもので、運輸当局が発するのは初めてだということです。
理由は明らかにされていません。
この情報をうけてモスクワの日本大使館は在留邦人に向け、「空港ビルの検査で普段より時間を要する可能性がある」と注意喚起しました。
テロなどへの警戒をめぐり、ロシアではプーチン大統領が10月19日に一方的に「併合」したウクライナ4州に「戒厳令」を発令したのにあわせ、モスクワなどに交通の制限を含む「高度準備体制」の導入を発表しています。