トランプ氏対抗馬は?民主候補者レース開始
ことし秋のアメリカ大統領選挙に向け、野党・民主党の候補者選びが初戦の舞台となるアイオワ州で始まった。会場から中継で伝える。
こちらは約1700ある党員集会の会場の一つ。このあと参加者は支持する候補ごとにグループを作るが、人数が少ないグループに対しては投票する候補を変えるよう、説得することも可能。こうした集計結果が州全体でまとめられ、候補者の順位が確定する。
大混戦の中、全米の支持率でリードするのはバイデン前副大統領。4日の集会直前はリラックスした表情をみせていた。「うまく行くと思う」と述べたバイデン候補だが、ここアイオワ州においては、サンダース上院議員が急速に追い上げ支持率で逆転した。
とはいえ、有権者の5割近くが「支持する候補を当日変える可能性がある」との調査もあり、結果は予断を許さない。
集会直前に聞いた有権者もこのように話していた。
有権者「みんな全然違うから3人で迷ってる。誰か私を納得させてくれないかなと思って」
トランプ大統領の再選に対する危機感が高まっていることから今回、過去最も多くの有権者が参加するとみられる。注目の結果は、日本時間の夕方までには判明する見通し。