性的暴行疑惑 米バイデン前副大統領が否定
アメリカ大統領選挙の民主党候補となる予定のバイデン前副大統領は1日、自身に浮上した27年前の性的暴行疑惑について「事実ではない」と述べ、全面的に否定しました。
この疑惑は、27年前、当時上院議員だったバイデン氏の事務所スタッフとして働いていた女性が、壁に押しつけられ、スカートの中に手を入れられたなどと訴えているとされるものです。バイデン氏はこの疑惑を完全に否定しました。
バイデン前副大統領「事実ではない。そういったことは決して起きていないと明確にしたい」
バイデン氏は、「自分も周りのスタッフも、当時の訴えの記憶はないし、記録も残されていない」などと釈明、「隠すことは何もない」と強調しています。
大統領選挙が半年後に迫る中、バイデン氏は世論調査の支持率でトランプ大統領を軒並みリードしていますが、今回の疑惑をめぐっては、民主党内からも丁寧な説明を求める声が挙がっています。