露プーチン大統領、軍事侵攻の正当性を強調「戦いに至らしめたのは西側諸国で、ロシアは紛争を止めるため尽力」
ウクライナへの侵攻から24日で1年になるのを前に、ロシアのプーチン大統領は演説を行い、軍事侵攻の正当性を強調しました。
プーチン大統領「ロシアはウクライナ東部の親ロシア派地域を平和的に保つために最善を尽くした。非常に根気強く議論した。しかし、我々の背後では、まったく別のシナリオが用意されていた」
プーチン大統領はまた、「(侵攻前)親ロシア派地域で多くの人が犠牲になっていた」「戦いに至らしめたのは西側諸国であり、ロシアは常に紛争を止めるために尽力している」と強調し、ウクライナ侵攻を決断した自らの正当性を強調しました。
プーチン大統領は、今年の外交や内政などについての基本方針を表明する年次教書演説を行っています。
会場にはウクライナ侵攻に関係している軍関係者が多く招かれていて、演説の大部分の時間が軍事侵攻に割かれています。