ガルージン駐日大使「将来の関係改善の土壌を醸成」 都内でロシアと日本の文化交流イベント
ロシアと日本の文化交流のイベントが29日、都内で開かれました。ウクライナ侵攻を受けて日露関係が冷え込む中、ロシアのガルージン駐日大使は「将来の関係改善の土壌を醸成する」と文化交流の意義を強調しました。
ことしで17回目を迎える「ロシア文化フェスティバル」のオープニングセレモニーが29日、都内で開かれ、ロシアと日本の演奏家によるコンサートが行われました。
ウクライナ侵攻を受けて日本はロシアに制裁を科し、ロシアも日本を「非友好国」に指定するなど、関係は冷え込んでいます。
挨拶したロシアのガルージン駐日大使も「今日私たちは歴史上最も困難な時期の一つに遭遇している」と述べました。
一方で、ガルージン大使は「このようなときこそ、文化交流はかつてないほど必要だ」「将来、関係を改善するための土壌を醸成することになる」と文化交流の意義を強調しました。