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五輪中の中国“350万人都市”でロックダウン 3日間で107人感染

2022年2月8日 12:41

北京冬季オリンピックが開かれている中国で、新型コロナウイルスの感染拡大により、人口およそ350万人の都市が新たに事実上のロックダウンとなりました。

中国南部でベトナムとの国境に近い広西チワン族自治区の百色市では、今月5日から7日までの3日間で合わせて107人の感染が確認されました。この中にはオミクロン株の感染確認も含まれているということです。

こうした状況を受けて市の当局は、およそ350万人の市民全員のPCR検査を実施するとともに、市民には検査などで必要な場合を除き外出を自粛するよう通達。事実上のロックダウン措置に入りました。公共交通機関もストップし、企業や学校も閉鎖されるなど市民生活に大きな影響が出ています。

中国は、北京冬季オリンピックの成功をアピールするため国内の新型コロナの感染拡大に神経を尖らせていて、厳しい対策を続けています。