米・バイデン大統領、“スウェーデン加盟に合意”のトルコ・エルドアン大統領に謝意「歴史的なものになった」
アメリカのバイデン大統領は訪問先のリトアニアでトルコのエルドアン大統領と会談しました。トルコがスウェーデンのNATO(=北大西洋条約機構)への加盟に合意したことについて謝意を伝えました。
バイデン大統領は11日、NATO首脳会議に出席するため訪れているリトアニアで、トルコのエルドアン大統領と会談しました。
エルドアン大統領は10日、これまで反対していたスウェーデンのNATO加盟について、議会での承認手続きを進めることで合意しました。バイデン大統領は会談で「歴史的なものになった」と評価した上で、「外交力と勇気、リーダーシップに感謝したい」と述べました。
ホワイトハウスによりますと、両首脳は国防と経済の優先課題について意見を交わしたとしています。トルコが売却を求めているF16戦闘機について協議をしたとみられます。
サリバン大統領補佐官は11日の会見で、F16戦闘機について、「バイデン大統領は議会と相談しながら譲渡を進めるつもりだ」と述べています。