来年のアメリカ大統領選挙で野党・共和党の有力候補とされているデサンティス・フロリダ州知事が来週24日に経済交流のために日本を訪問することが正式発表されました。

共和党内でトランプ前大統領に次ぐ人気を誇るデサンティス知事は、来週から経済交流のため州の代表団を率いる形で、日本・韓国・イスラエル、イギリスの4か国を訪問します。外務省などによりますと、知事就任後、初めての訪問となる日本には、24日・25日と滞在し、岸田総理大臣や林外務大臣と会談するほか、企業幹部らとも会談するということです。

日本政府としては今後を見据え、岸田総理から日米同盟の重要性を直接、伝えたい考えです。デサンティス知事はこれまで、日米関係については公の場で、ほとんど語っていません。日米外交筋は、「中国に対抗する上での日米同盟の重要性はしっかり理解している」としていますが、岸田総理らとの会談を経て知事がどのような発信をするかが焦点です。