ポンペオ前米国務長官 大統領選不出馬を表明
来年のアメリカ大統領選挙に出馬の意向を示していた野党・共和党の有力候補のひとり、ポンペオ前国務長官が14日、不出馬を表明しました。
トランプ政権で国務長官やCIA=中央情報局長官を歴任したポンペオ氏は、来年の大統領選に出馬したいとの意向を去年から周辺などにたびたび示していました。しかし、共和党の有力候補の中では世論調査でトランプ前大統領やデサンティス・フロリダ州知事に大きく差をつけられています。
ポンペオ氏は14日に発表した声明で、「私や家族にとって、今はその時期ではない」「今のところは、地域社会やビジネスのリーダーなど、これまで経験してきた役割を果たすのが最善だとの結論に達した」などと不出馬を決めた理由を説明しています。
一方で、「私はまだ59歳だ。より出馬にふさわしい機会がまだたくさんあるはずだ」と強調し、2028年以降の大統領選挙に向けて意欲を示しています。
写真:ポンペオ氏のTwitterより