米オバマ前大統領、バイデン氏支持を表明
アメリカのオバマ前大統領は14日、11月の大統領選挙で野党・民主党候補となることが確実になったバイデン前副大統領に対し、支持を表明しました。
オバマ前大統領(ツイッターより)「バイデン氏を支持することを、誇りに思う。バイデン氏は現在大統領に必要な資質をすべて持っている」
オバマ氏は、自らを副大統領として8年間支えたバイデン氏について、新型コロナウイルスの危機に対応する十分な経験や知見を持っていると訴えました。
さらに、いま必要なのは「人々を分断するのではなく団結させる誠実なリーダー」だと指摘し、トランプ大統領との違いを強調しました。
一方で、オバマ氏はトランプ政権について、「進歩ではなく権力に関心がある共和党がホワイトハウスを占領している」と批判。「国の将来はこの選挙にかかっている」と、民主党による政権奪還の必要性を強く訴えました。
オバマ氏がこれまで大統領選に関して沈黙を続けていただけに、発言への関心は高く、動画がツイッターで公開されてからわずか39分で100万回のアクセスを記録しています。