北朝鮮の金正恩委員長の「重体説」を一部のアメリカメディアが報じたことについて、アメリカ政府の高官は２１日、「どのような状態かはわからない」と述べました。

アメリカ・オブライエン大統領補佐官「金委員長がどのような状態かはわからない。状況を注視している」

オブライエン大統領補佐官は、「北朝鮮は情報がほとんど出てこない国だし、指導者の情報は特にそうだ」と述べ、金委員長の健康状態の把握は困難、との認識を示しました。また、後継者についても質問が出ましたが、「いま話すのは早すぎる」としています。

一方で、「トランプ大統領が比較的最近、金委員長と連絡をとった」ことも明らかにしました。