中国全人代 来月22日から開催へ
新型コロナウイルスの感染拡大で開催が延期されていた中国の全人代(=全国人民代表大会)が来月22日から開かれることになりました。
先月5日に始まる予定だった全人代は新型ウイルスの影響で延期されていましたが、29日に開かれた全人代の常務委員会では「感染防止は良い方向に進んでいる」として来月22日の開幕を決めました。
全人代では例年、その年の経済成長率の目標が示されますが、新型ウイルスで悪化した景気の先行きが不透明な中、ことしは目標の設定を見送るとの見方もあります。
また、経済の立て直しに向けて大規模な経済対策が議論されることも予想されます。
習近平指導部としては全人代を早期に開くことで感染封じ込めを内外にアピールする狙いもあるとみられます。