NY 最近の入院患者、約7割が在宅者
アメリカ・ニューヨークのクオモ州知事は6日、新型コロナウイルスの入院患者に関する病院への聞き取り調査の結果を発表し、ここ最近の入院患者の7割近くが、自宅にとどまっている人たちだったと明らかにしました。
クオモ州知事は6日、いまだに一日600人あまりが新たに入院しているとして、新たな感染者がどのように生み出されているかを知ることが重要だと述べました。
その上で、過去3日間に新たに入院した1300人近くの患者について、病院から聞き取り調査を行った結果、7割近くが自宅にとどまっている人たちだったと発表しました。
また、9割近くが在宅勤務などで公共交通機関を使っていなかったとしています。
クオモ州知事は、レストランの閉鎖や公共交通機関の消毒など行政の対策だけでは感染を防げない人たちがいることが明らかになったとして、マスクの着用や社会的距離の厳守などを改めて求めました。