中国“コロナ偽情報”拡散 3月以降に急増
アメリカ国務省傘下の「グローバル関与センター」は8日、新型コロナウイルスの発生源などをめぐり、中国がSNSなどを通じた偽情報の拡散をことし3月以降、急増させているとの分析結果を発表しました。
電話会見を開いた「グローバル関与センター」のガブリエル特使は、ウイルスの感染が拡大したことし3月以降、中国による情報拡散の動きが強まり、「多くのツイッターのアカウントは、宣伝工作と偽情報の拡散の目的で作られている」と分析しています。
拡散させる情報として、「アメリカがウイルスの発生源」だとする内容も確認したということです。
ガブリエル特使は、中国による偽情報の拡散は「ロシアの手法をまねている」と指摘しています。