TikTok運営会社の元従業員が米記者に“不正アクセス”…「許されない行為だった」
中国系の動画共有アプリTikTokの運営会社の元従業員が、アメリカメディアの記者のデータに不正にアクセスしていたことがわかりました。
アメリカメディアによりますと、TikTokを運営するバイトダンスの4人の従業員は、TikTok上で複数の記者らの位置情報などに、不正にアクセスしていたということです。位置情報を得ることで、記者らとつながっている人物を特定し、取材源を探るためだったと指摘しています。
TikTokはNNNの取材に、当該の従業員がすでに解雇されていることを明らかにしたうえ、「権限を悪用し、ユーザーデータを取得する許されない行為だった」とコメントしています。
TikTokはアメリカや日本で若者を中心に人気で、利用者は世界で10億人以上いるとされています。