前日大幅高の“反動”で390ドル安 ダウ
19日のニューヨーク株式市場は、前の日に大きく上げたことで当面の利益を確定させるための売りが優勢となり、ダウ平均株価は390ドルあまり値を下げて取引を終えています。
19日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、前の日の終値から390ドル51セント値を下げ、2万4206ドル86セントで取引を終えました。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も49.72ポイント下げて9185.10で取引を終えています。
新型コロナウイルスのワクチン開発への期待から、前の日に900ドルあまり上げたことで、この日は当面の利益を確定させるための売りが優勢となりました。
発表した決算が減益となったホームセンター大手「ホーム・デポ」が大きく下落したほか、前の日に好調だった金融関連株も売られました。
市場関係者は、「午後に入り、開発中のワクチンについて一部で慎重な見方が出たこともあり取引終了にかけて下げ幅が拡大した」と話しています。