トランプ氏 ドイツ駐留米軍9500人削減
アメリカのトランプ大統領はドイツに駐留しているアメリカ軍3万4000人余りのうち、9500人を削減するよう指示したと現地メディアが5日、報じました。
複数のアメリカメディアによりますと、ドイツには現在3万4500人のアメリカ軍が駐留していますがトランプ大統領は、このうち9500人の兵士を削減し、今後は2万5000人を上限とするよう国防総省に指示しました。
トランプ大統領はこれまでドイツに対し、NATO(=北大西洋条約機構)の防衛費に対する負担が少ないと批判し、不満を示していました。
なお、アメリカ政府関係者は、今回の縮小指示について、ドイツのメルケル首相が先日、アメリカで今月下旬に開催予定だったG7(=主要7か国首脳会議)を欠席するとの意向を示したこととは関連していないと話しているということです。