トランプ氏 黒人虐殺の地で選挙集会を計画
アメリカのトランプ大統領が、奴隷解放記念日にあたる今月19日に歴史的な黒人虐殺の地で選挙集会を計画していることに懸念が高まる中、大統領は12日、「意図はない」と主張しました。
トランプ大統領は、今月19日、オクラホマ州タルサで3か月半ぶりに選挙集会を再開します。
全米で黒人差別への抗議の声が広がる中、この日が奴隷解放宣言の記念日にあたることや開催地が歴史的な黒人虐殺事件が起きた場所であることから、集会が人種間の対立をあおりかねない、との懸念の声があがっています。
トランプ大統領「興味深い日だがそれが理由ではない。私の集会は祝典なのだ」
大統領は12日の「FOXニュース」でこう述べた上で、選んだ日程に意図はないと主張しました。また、参加者に、新型コロナウイルスに感染しても主催者側の責任は問わないとする条件に、同意を求めていることにも批判の声があがっています。