奴隷解放記念日の集会 トランプ氏「変更」
アメリカのトランプ大統領は、奴隷解放記念日にあたる今月19日に予定していた選挙集会を、翌日の20日に「変更する」と発表しました。人種間の対立をあおりかねないとの懸念の声に配慮した形です。
トランプ大統領はツイッターで、今月19日に南部・オクラホマ州のタルサで開催する予定にしていた選挙集会について、「多くのアフリカ系アメリカ人の友人や支持者から、日程の変更を検討するよう連絡があった」と明かし、開催日を「20日に変更する」と発表しました。「要請に敬意を示すため」としています。
今月19日は奴隷解放が宣言された記念日にあたることや、開催地のタルサが歴史的な黒人虐殺が起きた場所であることから、選挙集会の開催が人種間の対立をあおりかねないと懸念の声があがっていました。