韓国の日本人学校入学式 新教員赴任できず
韓国・ソウルでは新型コロナウイルスの影響で休校が続いていましたが、15日、およそ2か月遅れで入学式が行われました。ただ、新たな教員が赴任できないなど、教育現場への影響は続いています。
15日は、新たに小学校と中学校に進学する子供たちが入学式のために登校しました。
小学1年生「うれしい」
母親「卒園式もやってもらえなかったので、やっとという感じ」
16日からはおよそ4か月ぶりに登校授業が再開されますが、6年生をのぞく小学生は当面、2つのクラスを交互に分散登校させるなど対策を取ります。
また、韓国への渡航制限などの影響で赴任予定の8人の教員が来られない状態が続いています。
中学1年生「担任は来ているけど、英語とかの先生は日本にいて(韓国に)来られていない」
文部科学省によりますと今年度、海外の日本人学校などに派遣を予定していた教員484人のうち、96%にあたる465人が今も赴任できないままです。