ウィル・スミスさん アカデミー退会の考え表明“いかなる処分も受け入れる”
アカデミー賞の授賞式で俳優のウィル・スミスさんがプレゼンターの男性を平手打ちした問題で、スミスさんは1日、賞を主催する映画芸術科学アカデミーを退会する考えを明らかにしました。
ウィル・スミスさんは1日、声明で映画芸術科学アカデミーを退会し、理事会が科すいかなる処分も受け入れる考えであることを明らかにしました。
「プレゼンターの男性とその家族、会場の人と世界中の全ての観客を傷つけました。受賞者らの祝いの場を台無しにしました。二度と理性を失い暴力を振るうことがないよう約束します」などとしています。
この問題を巡ってはアカデミー側は平手打ちの直後、スミスさんに退席を求めたが拒否されたとしているほか、賞のプロデューサーはアメリカメディアの取材に対し、警察がスミスさんを逮捕する意向だったが、プレゼンターの男性が逮捕を拒否していたことを明らかにしています。
アカデミー側は18日の理事会で処分内容を検討する予定です。