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ゼレンスキー氏、ミュンヘン安全保障会議でオンライン演説 支援加速を訴え

2023年2月18日 6:48

ロシアによる侵攻から1年となるのを前に、ウクライナのゼレンスキー大統領は17日から行われている安全保障に関する国際会議で、支援を加速させるよう訴えました。

ゼレンスキー大統領「我々には協定締結や戦闘を強化するための兵器供与や、ロシアの潜在力への制限を決断するスピードが必要だ」

17日に開幕した「ミュンヘン安全保障会議」の冒頭でオンライン演説をしたゼレンスキー大統領はこのように述べ、兵器供与などの支援の迅速化を求めました。

また、ロシアのプーチン大統領にとって「ウクライナが最終目標でないことは明白で、私たちが負ければ次の国を狙うだろう」と指摘し、警鐘を鳴らしました。

一方、プーチン大統領は17日、大統領公邸に隣国・ベラルーシのルカシェンコ大統領を招いて会談を行いました。

会談では、プーチン大統領が軍事協力など関係強化を求めたのに対し、ルカシェンコ大統領は、技術協力があれば「攻撃機をベラルーシで製造する用意がある」と応じるなど、緊密な関係を確認した形です。