著名民主活動家“危険な状況”香港離れる
香港の民主化運動を積極的に行っていた活動家が、反政府行為などを禁止する「香港国家安全維持法」が施行されたことを受け、「香港を離れた」ことを明らかにしました。
香港の民主派団体の創立メンバーの1人である羅冠聡氏は、自身のSNSで、「私がアメリカ議会で、悪い法律である国家安全維持法について証言したことで、予測できない危険な状況になっている」として、「すでに香港から離れた」と明らかにしました。
法律では、外国勢力と結託して国家の安全に危害を加える行為を処罰すると規定していて、身の危険を感じているとみられます。
また、香港政府は、デモ隊が掲げる「香港を取り戻せ、時代革命」というスローガンが、「香港独立」を意味するとして、国家安全維持法に違反すると声明を発表しました。
デモ隊への締め付けを強めています。