ウクライナ軍、露占領地に軍司令本部を設置 占領の長期化狙いか
ウクライナ軍は15日、ロシア西部への越境攻撃をめぐり、占領地に軍の司令本部を設置したと明らかにしました。
占領の長期化を狙った動きとみられます。
ロイター通信によりますと、ウクライナ軍のシルスキー総司令官は15日、越境攻撃を続けるロシア西部クルスク州の占領地域に軍の司令本部を設置したと明らかにしました。占領の長期化を狙った動きとみられます。
また、これまでに82の集落と、東京23区の面積の2倍近い1150平方キロメートルを制圧したとしています。
一方、ロシア国防省は15日、集落の1つを奪還したと主張しましたが、いまだ後手に回っているとみられ、ベロウソフ国防相は15日、軍の指揮系統を改善し、追加の部隊を派遣すると述べるなど、態勢の立て直しを急いでいます。