香港 民主活動家らが相次ぎ立候補届け出
香港で9月に行われる立法会議員選挙にむけて、民主活動家らが相次いで立候補を届け出ました。当局が立候補を認めるか注目されています。
立候補を届け出たのは、香港の民主活動家で2014年の「雨傘運動」の中心メンバーのひとり、黄之鋒氏などです。
立候補の際には、香港政府への忠誠を誓う宣誓書に署名することが義務づけられていますが、黄氏ら一部の民主派は、署名を拒否したということです。
署名の義務化は、香港の反政府デモなどを取り締まる「香港国家安全維持法」で規定されていて、この法律に反対していることから署名しなかったということです。
黄氏は、「選挙に立候補して、香港人が中国共産党に屈しないことを世界に知らせたい」としていますが、香港当局は、署名拒否を理由に立候補資格がないと判断する可能性があります。