プーチン大統領とキューバ大統領が会談 共に制裁を受けるアメリカをけん制
ロシアのモスクワを訪れているキューバのディアスカネル大統領は22日、プーチン大統領と会談して関係の強化を確認し、共に制裁を受けるアメリカをけん制しました。
プーチン大統領「私たちは常に様々な制限、禁輸、封鎖などに反対していた。国際社会でロシアは常にキューバを支持してきた」
これに対して、ディアスカネル大統領は、ロシアによるウクライナ侵攻とウクライナ4州の「併合」を支持した上で、「キューバ危機」から続くアメリカの制裁を批判しました。
会談に先立ち、両首脳は、故・カストロ議長像の除幕式に出席しました。
このタイミングでのキューバ大統領の訪問について、ロシア大統領府は記者から、核を持ち込もうとした「キューバ危機」と似ていると指摘されましたが、「状況は似ているがニュアンスが違う」としました。
中国外務省によりますと、ディアスカネル大統領は、24日から中国も訪れる予定です。