北朝鮮が小型の核弾頭を開発か 専門家指摘
北朝鮮が弾道ミサイルに搭載できる小型の核弾頭を開発した可能性があると、国連の専門家が指摘したことがわかりました。
国連で北朝鮮の制裁違反について調査する専門家パネルは3日、中間報告書を安全保障理事会の委員会に提出しました。
ロイター通信によりますと、報告書は、「北朝鮮はおそらく、弾道ミサイルに搭載できる小型の核弾頭を開発した」と指摘し、将来的には複数の核弾頭を搭載できるよう「さらなる小型化を進める可能性もある」としています。
また、NNNが入手した報告書の概要では、北朝鮮が新型コロナウイルス対策として国境を封鎖したものの、いわゆる「瀬取り」といわれる石油などの密輸を繰り返していると指摘しています。
さらに、軍の指示によりサイバー攻撃などを行い、違法な外貨獲得を続けているとして、加盟国に制裁の履行を求めています。