公安調査庁 「サイバー攻撃」初の報告書
公安調査庁は深刻さを増しているサイバー攻撃について、初めて現状について報告書をまとめ、29日、公表しました。
「サイバー攻撃の現状2020」は、機密情報を狙うなどのサイバー攻撃について公安調査庁が初めて現状をまとめたものです。
近年では国家の関与が疑われるサイバー攻撃も見られ、安全保障に影響を及ぼしかねない脅威だと指摘しています。
また、東京オリンピック・パラリンピックの開催が予定されていますが、近年の大会では公式サイトや電力供給システムへの攻撃が行われており、注意が必要だとしています。
また、世界のテロ組織の動きを分析した「国際テロリズム要覧2020」もあわせて公表し、過激派組織「イスラム国」によるテロの脅威が継続していると指摘しました。