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ロシアがワクチン情報狙いサイバー攻撃か

2020年7月17日 5:19

イギリス政府は16日、ロシアが新型コロナウイルスのワクチン開発の情報などを狙い、サイバー攻撃をしかけているとの非難声明を発表しました。

イギリス政府によりますと、サイバー攻撃をしかけているのは「APT29」と呼ばれるハッカー集団で、ロシアの情報機関の傘下にあるとみられています。

「APT29」は今年に入り、新型ウイルスのワクチン開発などに関する情報を盗むため、アメリカやイギリスの研究機関などに対し、有害なプログラムに感染させるなどの手法で、サイバー攻撃を展開しているということです。

イギリス政府は「パンデミックと戦う人々への攻撃は到底受け入れられない」と強く非難していますが、ロシア側は「根拠のないでたらめだ」などと反発しています。