日英外相 香港・南シナ海問題で連携確認
イギリスを訪問中の茂木外相は5日、ラーブ外相と会談し、香港問題や中国が進出を続ける南シナ海問題などで連携して対処していく方針を確認しました。
会談の中で両外相は反政府デモなどを取り締まる「国家安全維持法」が施行された香港情勢について意見交換し、市民などの自由が尊重されるよう協力していく事を確認したという事です。
中国による東シナ海や南シナ海での海洋進出についても連携していく事で一致しました。
また新型コロナウイルスで深刻な打撃を受けた世界経済の復興に向け、G7(=主要7カ国)が主導的な役割を果たすべきとの認識を共有しました。
新型コロナウイルスの感染拡大以降、閣僚の外国訪問は初めてで、茂木外務大臣は6日から新たな経済協定締結に向けイギリス側と詰めの交渉に臨みます。