アメリカ国務省は６日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ことし３月に国民に向けて出していた全世界への渡航中止勧告を解除しました。

国務省はことし３月、アメリカ国民に対し、全世界を対象に渡航警戒レベルで最も厳しい「レベル４」となる「渡航中止勧告」を出していましたが、６日付でこれを解除しました。

解除の理由について、国務省は声明で、「一部の国で公衆衛生と安全の状況が改善され、他の国では悪化する可能性があることを踏まえ、これまでの国別のシステムに戻す」としています。

この措置により、日本への渡航警戒レベルは一段下がったレベル３の「渡航を再検討」に緩和されています。