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感染再拡大 パリで屋外マスク着用義務化へ

2020年8月9日 12:28

新型コロナウイルスの感染が再拡大しているフランス・パリで、屋外の一部区域でのマスク着用が10日から義務付けられることになりました。

パリの警察当局は、セーヌ川や運河沿いの遊歩道など、人が多く集まる場所を対象に10日からマスク着用を義務付けると発表しました。違反者には、日本円で1万7000円近い罰金が科せられます。

マスク着用は、屋内ですでに義務化されていますが、その後も新型コロナウイルスの新規感染者が急増しており、市当局は、感染ペースが収まらなければ規制の対象区域をさらに広げる可能性もあるとしています。

パリでは暑さのため、屋外でマスクをする人は少数派で、市民からは、マスクが健康を害するおそれもあるとして、義務化に反対する声もあがっています。