バイデン大統領「日朝対話を歓迎」会談で 岸田首相“英語ジョーク”…豪華顔ぶれ晩さん会 YOASOBIも招待され…
人気音楽ユニット「YOASOBI」も招待されたバイデン大統領主催の晩さん会で、岸田首相はジョークで笑いも取りながら英語でスピーチし、日米の連携強化を訴えました。また、晩さん会に先だって行われた日米首脳会談でバイデン大統領が「日本が北朝鮮との対話を開始する機会を歓迎する」と話したことについて、小栗泉・日本テレビ解説委員長が解説します。
日本時間11日午前、ホワイトハウスで開かれたのは、バイデン大統領主催の日米首脳公式晩さん会。
バイデン大統領
「両国の未来に乾杯」
俳優のロバート・デ・ニーロさんやAppleのティム・クックCEOなど世界的なビッグゲストが招待される中、日本からも音楽ユニット「YOASOBI」が姿を見せました。
アメリカで行われるライブのチケットが30分で完売するなど、海外でも注目されるふたり。その席はAyaseさん(30)が岸田首相の妻・裕子夫人の隣でバイデン大統領のすぐそばの特等席。ikura(23)さんは、1人挟んだ席に座りました。
ほかにもスポーツ界からはソフトボールの上野由岐子選手や、車いすテニスの国枝慎吾さん、経済界からもソフトバンクグループの孫正義会長などが姿を見せました。
車いすテニス 国枝慎吾さん
「今、僕もアメリカに住んでいるので、すごく光栄な気持ちですね」
岸田首相は英語を使って乾杯のあいさつをしました。
岸田首相
「スタッフは、私のスピーチが短すぎて文句を言う人は誰もいない、と言いました。なので、私のスピーチは短くしておきます」
ジョークで会場をわかせます。豪華なゲストの顔ぶれに…。
岸田首相
「(妻の裕子も)主賓が誰なのか見分けるのは難しい、と私に言いました。それで大統領の隣の席に案内されたときは、安心しました」
一方、晩さん会に先立って行われた日米首脳会談では、防衛・安全保障面での連携強化を確認。会談後に発表した共同声明では、中国などを念頭に自衛隊とアメリカ軍の指揮・統制機能の強化を確認したほか、ミサイルの共同開発など、防衛産業の連携促進に向け、協議体をつくることを決めました。