プーチン大統領、クリミア半島までの新鉄道建設を発表
ロシアの大統領選挙で再選を決めたプーチン大統領は18日首都モスクワでイベントに出席し国の団結をアピールするとともに一方的に併合を主張するクリミア半島までの新たな鉄道を建設すると発表しました。
プーチン大統領が出席したのはロシアがクリミア併合を宣言してから10周年を記念するイベントで今回は大統領選直後に開かれました。プーチン氏は演説でロシア本土とクリミア半島を結ぶ新たな鉄道の計画を発表しました。
プーチン大統領
「近いうちに(クリミア半島の)セバストポリまで列車で行ける ようにする。これはクリミア橋の代替経路になる」
鉄道はロシアが占領するウクライナ東部を通る計画で侵攻継続への意欲を改めて強調したかたちです。
イベントにはプーチン氏と大統領選を戦った他の候補も登壇していて国家の団結をアピールする狙いもあったとみられます。