トルコ 北欧2国のNATO加盟“認めず” バイデン氏は楽観的な見通し
トルコのエルドアン大統領は18日、北欧フィンランドとスウェーデンのNATO(=北大西洋条約機構)への加盟を認めないことを改めて強調しました。
エルドアン大統領は18日、フィンランドとスウェーデンがテロ組織を支援していると批判した上で、両国が望むNATO加盟に向けたトルコでの直接交渉も「必要ない」と強調しました。
フィンランドとスウェーデンは18日にNATOに加盟を申請しましたが、フィナンシャルタイムズによりますと、その日のうちに始まる見通しだった加盟に向けた手続きは、トルコの反対で中止になったということです。
一方、アメリカのバイデン大統領は、両国の加盟に楽観的な見通しを示しました。
バイデン大統領「(Q.トルコを説得できる?)トルコには行かないが大丈夫だと考えている」
また大統領は声明で、両国の加盟申請を「歓迎し、強く支持する」とした上で、「申請の検討中も、両国とともに侵略の脅威に立ち向かう」と強調しています。